アフターコロナで進む働き方改革の製造業や営業と伸びる業界

仕事

新型コロナウイルスが地球規模で感染が拡がり終息するのは

数年かかるのではないか、と言われています。

アフターコロナの世界では製造業(工場)や営業など様々な職種で

仕事の内容が変わり貧富の格差が生じるのではないかと想像しています。

アフターコロナの世界について働き方の変化や伸びる業界(業種)、

そして

2035年問題と仕事の対策を考えてみました。

スポンサーリンク

アフターコロナと製造業

新型コロナウイルスの発生源は中国の武漢であることは

周知の事実ですが、

新型コロナウイルスの発生以前からアメリカと中国は経済でも

対立を深めていました。

 

これまで中国は世界の工場として

サプライチェーンの一翼を担って来たものの

今回の新型コロナウイルスの拡がりでの

中国の対応や中国からの供給が止まったことと考えると

企業としては中国リスクを考え、サプライチェーンの見直しを

せざるを得なくなるのではないでしょうか。

 

中国に工場の拠点を置きつつも規模は縮小して

拠点を集約するもの1つの方法です。

例えば

アメリカの企業が中国以外の国に工場を建設しながら

アメリカ本国にも工場を移して管理、把握をすることが出来ます。

とはいえ

価格を上げるということはなかなか難しい中、

これまで中国で安く仕上げてきた製品を

アメリカ本土でも安く製品化するのは至難の業かも知れません。

となると

製品化とコストを下がる方法はAI技術を導入することに尽きるでしょう。

 

AI技術を加速度的に増やすことで人件費が抑えられ

安価な製品が出来ることになりますが

確実に中間層と言われる人々の給与は下がり失業も増え

貧富の格差を助長することになるのではないでしょうか。

アフターコロナと営業

新型コロナウイルスの感染が広がる中、

世界各国でリモートワークやテレワークを実施する企業が増え

注目されることになりました。

 

企業の中にはリモートワークでも仕事には支障がないと実感した、

またはリモートワークを続ける企業もあることでしょう。

 

リモートワークすることで

  • 通勤費(出張費)
  • 通勤時間
  • 営業費

などのコストを下げることが可能となります。

 

ところで

日本の労働生産性は先進国の中で最下位、

OECD加盟国36か国の中で21位と言われています。

もちろん

元となるデータに違いがあることなど

一概に日本の労働生産性が低いという訳でもなさそうですが・・・。

 

でも

筆者が経験して来たことの中では

会議のための会議をすることや

出張と言って各地方の営業所を巡回する業務が

実は営業所の様子を見る程度、責任者に現状を聞くのみで

居酒屋で各地方の特産品を食することが目的であるといった

光景を目の当たりにしたことがあります。

 

ライバルのA社とB社の内、

  • A社はリモートワークを導入
  • B社はリモートワークを未導入

となると無駄な経費が少なくなるA社の方が

B社より有利に事業を進めることになるでしょう。

 

そして

営業職についてもリモートワークを進めると

営業力が試されことにもなり様々なスキルが必要となり

アイデアが豊富な人が重宝されるでしょう。

 

営業職の人が顧客と密になり仕事を請け負って結果を出して行くと

リモートワークの中だけで情報を共有することで

蚊帳の外となる営業職の人が現れて来ます。

当然、蚊帳の外となった営業職の人は閑職に追いやられたり

給料の低下という厳しい状況に追い込まれるのかも知れません。

 

新型コロナウイルスの影響でリモートワークが増えると

営業職というのは2035年問題でも明らかな様に

自営業、フリーランスという立場に変わることが予想されます。

働き方改革と2035年問題

新型コロナウイルスの感染が拡がり、リモートワーク、テレワークを

導入せざるを得ない状況になった2020年ですが

今後、更にリモートワークを進める企業が増え、

リモートワークが当たり前となると2035年問題を推進する側に

とっては渡りに船といったことになるのでしょう。

 

2035年問題とはある意味小泉竹中改革、働き方改革の総仕上げ

と言えるのかも知れません。

 

簡単に言えば2035年には正社員はほとんどいないということです。

厚生労働省 働き方の未来 2035

すでに、タニタ食堂でも有名な健康計測機器メーカーであるタニタでは

希望する社員を一旦退職して貰い、再度個人事業主として契約をしています。

また

営業職の人がA社でプロジェクトを成功させれば次にB社に移る、

複数の職種に移る、人材の入れ替えが必要と

経団連会長が言われていたのではないかと筆者は記憶しています。

アフターコロナと伸びる業界

アフターコロナでAI技術が導入され、さらに働き方改革が進み

2035年問題が現実化した場合、

当然ながら仕事が無くなる、または給料(賃金)が低下をすることで

まずます貧富の差が生じることが予想されます。

 

会社に所属しているとよく分かるのですが

例えばAさんが短期または長期で休んでしまった際に

最初は周りの人が大変な思いでAさんの業務を引き継ぐのですが

時間が経つと難なく業務がこなせる様になり

会社自体もAさんがいる、いないに関わらず上手く回ることがあります。

 

今後はAさんがいないと会社はダメになるといったぐらいの

スキルを持つことが重要なことになるのではないでしょうか。

 

そして

高校ではZoomを使った授業が模索されていますが、

リモートワークが進むのであれば

プログラマーやデザイナー、ライター、音楽配信といった

リモートワークを利用することが可能な業界(業種)が特に伸びることでしょう。

というよりも

個人として副業を始める良い機会なのかも・・・。

例えばヨガや体操、料理などリモートワークのシステムを使って

好きなこと、得意なことを教える側として発信することが出来る人が

アフターコロナの世界では活躍をするのではないしょうか。

 

14世紀のペストの流行で神の権威が堕ちてルネサンスが生まれた

と聞きますが

新型コロナウイルスからAI技術の発展のスピードが加速され

仕事を始め暮らしが劇的に変わるのかも知れません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました